アイドルのハンチングについて
アイドルの同調
バキューム計をとりつけて各気筒ごと規定値にあわせましょう。同調がとれればレスポンスがかなりよくなります。
ハンチングのおおよその原因

高回転を狙ったフルエキを装着すると、アイドルが安定しなくなります。ノーマル状態ではタコメーターの針が安定していたのにブレます。これが”ハンチング”です。

最近の元々ショートストローク&ハイコンプ、そしてなによりもクランクが軽いことが原因です。ハンチングは避けられないでしょう。パワコマでの燃料調整、ブロックオフプレート装着での2次エアカットにより多少良くなりますが、ホントに多少です。

インジェクション車の高性能車オーナーで、アイドルを気にされる方は必然となってしまいます。

ハイコンプエンジンの良い例として、F1のエンジンを思い起こして頂きたい。まるでアイドルからの吹け上がりの音は犬の鳴き声のように、”ワン!ワン!”と、約19,000rpmまでフケます。アイドルは約3000rpm当たり(マシンによって違いますが)とのことです。これはあまりにハイコンプな為、低回転ではすぐにストールしてアイドルさせられないからです。

ZX-12Rなどは超高性能エンジンのわかりやすい例です。アイドルは気にせず高回転のサウンドと性能に注視して頂ければと思います。速さを求めた場合、アイドルなんて性能から除外しましょう。

ストールさえしなければ宜しい!どうしても気になる方は、規定のアイドル回転の倍の回転数にアイドルをあげましょう。。

<ZX-12Rの例>

高回転の抜け・吹け上がりを重視したマジー管を装着するとアイドルが乱れます。なぜかと言いますと・・・

これが、ZX-12Rのカムです。

吸気カム開度 300度。   バルタイ  トップセンター104度。

排気カム開度 294度。   バルタイ  トップセンター102度。

オーバーラップ91度。

お分かりでしょうか?このようにすばらしいカムが内蔵されているのです。多少アイドルが不安定だからと言って文句を言ってはバチがあたります。アイドルしてるのが奇跡と言えるくらいの最高のカムです。

6000回転以下の低回転でのトルクが細いのも当たり前なのです。それを太くするのがパワコマです。

低回転を捨てたエンジンなんです。高回転が真骨頂!これを見落とさないようマフラー選びをされてはいかがでしょうか。

注) キャブ車は、当然キャブの同調を取ることにより、乱れを直すことが可能です。インジェクション車もその内、ECUが進化して補正機能が付けば修正されるでしょう。

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