ハンチング(アイドルのブレ)




**** ハンチングついて ****
高回転を狙ったフルエキを装着すると、アイドルが安定しなくなります。
ノーマル状態ではタコメーターの針が安定していたのにブレます。これが”ハンチング”です。

最近の元々ショートストローク&ハイコンプ、そしてなによりもクランクが軽いことが原因です。ハンチングは
避けられないでしょう。
パワコマでの燃料調整、ブロックオフプレート装着での2次エアカットにより多少良くなりますが、ホントに多
少です。

インジェクション車の高性能車オーナーで、アイドルを気にされる方は必然となってしまいます。
逆に考えますと、これだけのハイコンプのエンジンでアイドルがピッタリのノーマルマフラーはすごいです。

ハイコンプエンジンの良い例として、F1のエンジンを思い起こして頂きたい。まるでアイドルからの吹け上が
りの音は犬の鳴き声のように、”ワン!ワン!”と、約19,000rpmまでフケます。
アイドルは約3000rpm当たり(マシンによって違いますが)とのことです。これはあまりにハイコンプな為、低
回転ではすぐにストールしてアイドルさせられないからです。

ZX-12Rなどは超高性能エンジンのわかりやすい例です。アイドルは気にせず高回転のサウンドと性能に
注視して頂ければと思います。速さを求めた場合、アイドルなんて性能から除外しましょう。
ストールさえしなければ宜しい!どうしても気になる方は、規定のアイドル回転の倍の回転数にアイドルを
あげましょう。。


<ZX-12Rの例>
高回転の抜け・吹け上がりを重視したマジー管を装着するとアイドルが乱れます。なぜかと言いますと・・・

これが、ZX-12Rのカムです。
吸気カム開度 300度。   バルタイ  トップセンター104度。
排気カム開度 294度。   バルタイ  トップセンター102度。
オーバーラップ91度。

お分かりでしょうか?このようにすばらしいカムが内蔵されているのです。多少アイドルが不安定だからと言
って文句を言ってはバチがあたります。アイドルしてるのが奇跡と言えるくらいの最高のカムです。
6000回転以下の低回転でのトルクが細いのも当たり前なのです。それを太くするのがパワコマです。
低回転を捨てたエンジンなんです。高回転が真骨頂!これを見落とさないようマフラー選びをされてはいか
がでしょうか。

注) キャブ車は、当然キャブの同調を取ることにより、乱れを直すことが可能です。
インジェクション車もその内、ECUが進化して補正機能が付けば修正されるでしょう。




トップへ
戻る